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放浪家なミニマリストがアルザシアンと結婚して30代の生き方を考える

フランス語の学校が終わって1ヶ月。本当に難しいのはここから。

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こんにちは。目指すはマルチリンガルのみほつー ( @Miho2blog )です。

以前の記事でも書いたのですが

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配偶者ビザの一環として語学学校に通っていたのですが、先日200時間を達成して終わりました。

期間にしてみれば2ヶ月半くらい。週に3回というペースも忙しすぎず良かったです。一番寒い時期だったんで朝つら…と思うことはあったけど、なんだかんだウキウキしながら毎回学校に行くほどつかの間の学生生活を楽しんでました。

肝心の語学はレベルアップしたのか?

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結論からいうと「YES」かな?と。ただ具体的にこれだけ伸びたっていうものさしはもちろんないのですが、今まで出来ないことが出来るようになったというちょっとした手応えを感じることが出てきました。

例えば

  • スーパーの生鮮食品売り場で買い物できるようになった(店員さんとの会話)
  • 郵便物の受け取りとちょっとした会話
  • 電話を取れるようになった(たまにわからない時もある)
  • 家族間のフランス語会話が前よりもわかることが多くなった

え?そんなこと?と思われることかもしれないんですが、私のレベルなんて所詮まだまだそんなもん。ひよっこなんです。自分一人で出来ないことの方が圧倒的に多いのが現状です。

ちなみに2回あったテストのうち最初のテストは筆記は50点中47点、会話も同じく50点中33点。典型的な日本人に多いタイプですね。机の上のお勉強は割と得意だけど、実践となると間違うことが怖くって尻込みをしてしまうみたいです。無意識なんだけど、この壁を超えない限りスピーキングは上達は難しいんだろうな〜。

外国語を学ぶ必要性

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そもそも【外国語を学ぶこと】のきっかけって人によって様々ですよね。

例えば

  • なんとなく面白そうだから
  • 海外映画やドラマ、音楽を通して興味が湧いた
  • その語学が仕事をする上で必要だから
  • 住んでみたい(行きたい)国が見つかった
  • 転勤、結婚などで海外に住むようになったから

などなど。

自発的かそうでないかというと私は後者でした。語学を学ぶことは好きなことの1つだけどフランス語にはなぜかあまり興味がなかったんです。たまたまフランス人と結婚し、フランスに住むことになったから学び始めたというのが私のきっかけです。

正直外国で他人と会話をしないで生きていくことは不可能ではありません。これは実際今まで海外に住んでみて思ったこと。

でもそれってつまらなくないですか。少なくとも私は思ったことを自分の言葉を使って話したいタイプなのと郷に入れば郷に従え的な、理由はどうあれその国のコトバを話す努力をすることって最低限の敬意なんじゃないかと思うんです。 

まずは好きになることから始める

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語学学校に行ってた当時のクラスメイト達と。7年前の2011年

振り返ってみると学生時代に習った知識は面白いくらい身についていなかったんです。例えば英語なんかは義務教育の中でみんなが習うものだと思うのですが、それって今実際に使えるものですか?

多くの人は「NO」なんじゃないかと思います。

私は学生時代の先生とウマが合わなくって興味があった英語だけど、勉強させられている感から苦手意識が芽生えて、20代半ばまで英語はまるでダメでした。

仕事で外国人のお客さんと接することが多くなり、話したいことが伝えられない悔しさにも似たもどかしさ、英語が話せたらもっと世界がひらけそう!と思った瞬間に英語をどうしても習得したくなってニュージーランドに語学留学を決めたのが20代後半でした。

何事もそうだけど”好き”がなければ続けていくことって本当に難しい。続けていくことは不可能ではないけど、だんだん苦痛になって来るんですよね。
だから早い話まず”好き”を見つけることが大事なんだと思うんです。

私の”好き”とは

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数年前のクリスマスパーティー


住むことによって知らなかった新たな発見や興味ゴコロを動かされることは多々あるのですが、私の好きは家族や周りの人達と喋って笑って飲んでっていう日常をもっとナチュラルに過ごすこと、これでした。

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今年88歳を迎えた米寿のおじいちゃんとおばあちゃん


特におじいちゃんおばあちゃんはフランス語、ドイツ語、私は日本語と英語なのでいつも夫を介して話をしていたのですが、学校で基礎を学んだおかげで簡単な会話ならできるようになりました。

高齢な2人とは一緒に過ごせる時間はもしかしたら思っているほど長くなかもしれない。だからこそ初めて自分の言葉で会話できた時は嬉しかったし、これからの為にも続けて頑張らないと!というモチベーションに繋がっています。

さいごに

学校が終わってからやはりだらけちゃってる感は否めないのですが、それでもフランス語を好きになることができたこと、それによって習い続けるというモチベーションができたことは良かったです。

年月はかかっても諦めないで続けてゆくゆくはフランス語検定を取ることを目標に地道に勉強していきます。