体重なんてただの数字で年齢と一緒。大事なのは中身と過程だ。
こんにちは、万年口先ダイエッターでした。今ではダイエットはあまりしないでやや健康オタクとなりつつある、みほつー ( @Miho2blog )です。
世の中のダイエット人口ってどうなの?
特に女性でダイエットをしたことない人ってすごく少ないと思うんですが実際のところはどうなんでしょう?
体質的に食べても食べても太れない人やダイエットの必要性を感じないからしたことがない人なんかもいるかと思います。
私自身は体重の増減が激しいタイプで常にダイエットをしていました。と言っても三度のご飯より甘いもの派の大の甘党で、しかも基本的に運動が嫌いなので「ダイエット中だから〜」とか言いながら、運動なしの偏った食事制限を繰り返していました。
ひたすら食べまくる高校生の私
ここで簡単に私のダイエット遍歴を。
当時の私は化粧っ気もなく、オシャレにもどちらかというと無頓着なタイプ。家から学校が遠いという理由で部活に入らなかった数少ない帰宅部だった私。そして今じゃ信じられませんが、当時のマックのハンバーガーの値段1個65円とかの時代だったんです…!
学校終わってから友達とカラオケに行きマックでハンバーガー5個とかざらに食べたりしてましたね。女子5人で行ってみんな同じように頼むもんだから一気にオーダーが30個とか…笑
そりゃそんな生活を続けていたら簡単に太れますね。というわけで思いっきり太りました。多分この時が人生においてピークでMAXで55kgくらいまで行った記憶があります。ちなみに私の身長は152cmとかなのでなかなかボリューミーな体型だったかと思います。
ダイエットの鬼となることを決めた
高校2年の時に仲良くなった友達の影響で化粧とかに興味を持ち出して改めて鏡で自分のことを見て気づいたこと。
「あれ?私デブすぎじゃない?」
お世辞にも普通とも言い難い体型になっていた私。ようやく目が覚めてダイエットを決意したのです。性格上やると決めたら自分ルールはきっちり守りたいタイプなので春休みをフルに利用し、友達の誘いも全部断り家に引きこもってひたすら食事制限をしました。運動は嫌いだったのでほぼせず。
今考えると相当無茶なことをしたのですが、努力の結果1ヶ月で8kgの減量に成功。40kg前半にまで落ちました。休み明けの変わり果てた私を見て喋ったことない他のクラスの子がわざわざ話かけに来たりもしました。
頑張ったら自分が頑張った分だけ周りは認めてくれるんだっていうのを肌で感じたこの経験は私にとってちょっとした成功体験の1つです。
自然と理想体重がキープできていた頃
運動なしで食事制限のみのこんなダイエットならすぐリバウンドしたんでしょ?と思われるかもしれないんですが、意外と大丈夫でした。たぶん無茶なきついダイエットで痩せたことで以前の太ってた時に戻りたくないという強い思いが自然に自制してたんだと思います。
大学に入って飲み会が増えたり不規則な生活をしていたけど、バイトで体を動かしていた分プラマイゼロになっていた感じでした。40~42kgを行ったり来たりでこれが自分のベスト体重と思っていたにも関わらず、「私ダイエットしてるからさ〜」と言ってました。実際はそんなにしてなかったけどもはや口癖と化してました。
急激に体重が落ちる
25歳の時に始めての就職をしたのですが、体力も精神もやられてご飯が喉を通らない時期がありました。食べることが何よりも大好きなのに人って本当に追い詰められるとこうなっちゃうんだと自分でも愕然としました。
以前UPした記事でたくさんの方に読んでいただき反響を多く頂きました。ぜひ目を通していただけると嬉しいです。
上の記事でも書きましたがうつ病になったことによって目に見えてやつれていき、お客さんにも心配されるほどでした。
確か37kgくらいまで落ちたのかな?目が回って立っていられなかったので2日に1回くらい点滴をしてから朝出勤したりしていました。
この時に自分本位でない減量、食べないことは体によくないと身を持って知ったのです。
健康体とは何か?について考え抜いた
結局前述の仕事を退職して幸いにもうつ病も時間はかかりましたが克服できました。そしてやっと分かったのが目安として自分のベスト体重を把握すること。それには適度な運動と筋肉も必要だということ。
当たり前っちゃ当たり前なんですが若い頃はつい数字にだけ目がいきがちで、何が体を作っているかとかは気にしなかったんです。(数字だけ)痩せていればいいという表面上だけだった。
そんな時に出会ったのがヨガ教室でした。ゆっくり呼吸をして自分の体と向き合う時間。短時間で集中して行っていたので些細な変化にも気づけるようになったし、何より自分が苦と感じずに楽しめてできる運動でした。
あとは散歩が好きだったので歩く距離をちょっと多めにしたりと意識して行動するように。
食べるものに関しても大好きなチョコレートを控えて、食事はよく噛む。何を食べているかを頭の中でイメージとして常に持つようにすることで、体が喜んで食べているような気がするので意識しています。ま、あくまで気の持ちようなので科学的な根拠とかは全くないんですけどね。イメトレも大事かな?っと。
オーガニックも無理しない範囲で取り入れてみる
以前ニュージーランドに住んでいた時に酪農農家さんの元で働いていたことがあるんですが、そのお宅は基本的には野菜も肉も卵も自給自足でした。その時食べていた食事がシンプルな味付けだけなのにとんでもなく美味しいことに毎日びっくりしてました。
それだけ素材の味が生きてたんだなと思います。
今住んでいるフランスでもオーガニック製品はとても人気で、それでいて値段も手頃なのでよく購入しています。でも日本のオーガニックの風潮ってなんだか本来の趣旨とずれてる気がするんですよね。それを食べることによって意識が高いのをアピールしているだけのような、なんか不自然な印象を受けるんです。
あとびっくりするくらい値段が高い!オーガニックと名前がつけば値段をあげていいの?っていうくらい。健康を意識したくても値段で諦めてしまっている人は私のように多いと思います。
さいごに
話は脱線してしまったけど、何が言いたかったっていうとダイエットで数字を気にするくらいなら体重が増えても運動をして筋肉量を増やして、健康な体を作る努力をしたほうがいいということ。
むやみに体重を減らすだけだと必要なものも失ってしまうから、簡単なワークアウトでも毎日コツコツ続けることが後々年齢を重ねた時にやってきて良かったと思えるはずです。
ワタシ今まさにそれ思ってます。加齢による体型の崩れにショックを受けてます。
無理なダイエットをせずエクササイズでもやってれば良かった…
若いうちは若さや体力、ノリなんかで誤魔化してこれたけど歳を重ねるごとにきつくなってくるしガタが来ます。
どんなにお金があっても幸せでも健康でないと心から楽しめない。何かを始めるのに遅すぎることはないから、皆さんもぜひ一緒に日々の生活に運動を取り入れていきましょう!