スイスで最大のカーニバル!ファスナハトに行って来たお話
こんにちは、みほつー( @Miho2blog )です。
少し前なんですが、お隣スイスのバーゼルで年に一回開かれているスイスで最大のカーニバルのファスナハトに行ってきました。
本当は去年も行くつもりだったんですが日本への一時帰国の時期と重なってしまったので今年初の参戦となりました。
フランス在住の我が家から自転車でもいけるバーゼルですが、さすがに寒さが過ぎたので誘ってくれた友達の車で連れて行ってもらったんです。
今年は2月19日〜21日まででしたが、毎年開催される日程が違い来年は3月11日〜13日に開催されるとのことです。スケジュールには2020年までの日程が載っていました。
www.myswitzerland.com詳しいことはこちらを参照してください
そして耳を疑ったのは友達がうちに迎えにきてくれる時間でした。
朝の4時スタートっていう気合が入り過ぎているイベントだった
というわけで友人がうちに来たのが3時。起きたのが2時半でした。せっかくだから始まるところから見に行こうか!ってことで。
こんな時間に起きる事なんて滅多にないし、むしろこの時間帯に寝ることの方が多い最近。
ここ最近は日中でも0度前後になるくらいの冷え込みなので服をたくさん着込んで参戦しました。
4時スタートって言ってもこんな真冬だし、そこまで気合入れまくる人なんて多くないだろうと思っていたんですが…
カーニバルが開かれている3日間はレストランやバーも開催時間に合わせてオープンしている所が多いんです。つまり早朝からの営業。そして何がびっくりかってこのカーニバル
3日間ぶっ続けで開催されているとのこと…!!(72時間)
ではこのファスナハトとはどういうカーニバルなのか?
時事問題を中心としたネタを取り上げている
日本のお祭りで言う山車(だし)みたいなものに、その年の時事問題などを取り上げて絵を描くというのが最大の特色です。トップ画の大統領陣たちはまさに今旬の人たちですよね?
パレードが始まると同時に街中の灯りが消されて、この山車みたいなものと一緒に様々な仮装をした人たちが笛や太鼓を奏でながら練り歩くんです。動物やピエロなどハロウィンっぽい感じでした。
スイスドイツ語が全然わからないのと世界の時事問題にあまり詳しくない方なので分からないものも多くあったんですが、グッとくる絵なんかもいくつかありました。
暖をとるには・・・
この日は朝も早かったし、気温はマイナスだったと思われるんですが、友達曰くスープを食べるのが習わしだそうで。早朝にも関わらず空いている店は結構見かけたのですがどこも満席でなかなか見つけられずにいたんですが、ふと外観が可愛いと覗きに行ったお店が私に気づいて灯りをつけて営業を始めてくれました。ラッキー! 笑
このお店のカーニバル限定のスープ。そして写真には撮らなかったけどちゃっかりビールも1杯一緒にいただきました。
凍えた体にスープがじんわりと染み渡って幸せな気持ちになれました。
さいごに
描かれる絵を見て思ったのがこっちでは実際に起きている問題を取り上げて、皮肉やジョークを交えながらもストレートに伝えていることが印象的でした。日本だと暗黙の中でタブー化されている所があるから、それを振り切っているこっちの文化は心がスカッとした感じ。なので政治の問題なども家族間、友人の間でもよく話されています。
そんな私はその日8時半から学校があって家に帰ってから小一時間仮眠をして学校に行きました。ま、授業中何度か寝落ちしかけたのはなんとなく想像できるオチですよね 笑
それでも行ってよかったなと思える面白いイベントでした!今起きている世界の情勢をもっと知りたいと思わせてくれるいいきっかけにもなりました。
ぜひ来年のファスナハト、行ってみてはいかかでしょうか?