目に見えるものよりも見えない何かを大事にしたいと改めて思う

こんにちは、みほつー( @Miho2blog )です。写真は若干ふざけた感がありますが、今日は私が大事にしていることをお話ししてみたいと思います。ちなみにこれは懐かしのDJ OZMAの真似っこをしたDJ OTSUBAです。（真ん中の彼の名前がつばさなので）

この間の話なんですが、寝ようとしているところに友達からLINEの通知がありました。
それはかつて一緒に働いていたバイト先が近々閉店するみたいだよっという内容でした。

そのお店はチェーン展開している居酒屋だったのですが、飲食業界ってオープンして１年以内に閉店する割合が３５％だっていう統計を前に何かで見たことがあるのですが、そんな中働いていたそのお店は２０年近く営業を続けてきました。

今までにも働いていた所が閉店してしまうのに直面したことはあったけど、今回は私にとって衝撃が大きすぎたようで。そのLINE見てからいろんなことを思い出してしまって結局朝方まで寝れなかったほどでした。

働くきっかけ

高校２年の時に人生で初めてアルバイトをしたのがこのお店。ここを選んだ理由は私が住んでいる町はド田舎でろくに仕事がなかったので、通学途中で定期も使えて駅近という理由で適当に選んだお店でした。

最初の１年くらいは特に何も考えず、やるべきことをただ淡々とするだけでした。愛着が湧いてきたのはそこで働いているバイトの先輩やパートさんが優しく、時に厳しくとても良い人たちだったから。仕事が楽しい！というよりもそこに行けば好きな人たちに会える！という思いが強かったんです。

大学に入ってからは高校生の頃より時間もでき、任される仕事も増えて責任感を持って働く大変さとその適度な緊張感がやりがいに繋がっていきました。
ただもちろんいいことばかりあったわけじゃありませんでした。
ドラマ？ギャグなの？っていうくらい辛い嫌な経験もたくさんしました。

自分の成長を感じることができた

理不尽なことで怒られたり、自分が悪くない時でも社員やお客さんに対して頭を下げないといけない場面が多々ありました。

そんな中、私がハタチくらいのことだったと思うのですが新しく赴任してきたとある店長がいました。一緒に働き始めてからしばらくして自分自身でも知らなかった一面や興味のありそうなことを上手に引き出してくれるそんな人でした。

店長の仕事に対する姿勢を見て「私もこんな接客をして私のことを知ってもらいたい！」という想いが芽生え始めて観察を始めました。そんな私の姿勢を見て店長も一緒に営業に連れて行ってくれたり、新店オープンがあれば応援ヘルプに行ったり…。普通のアルバイトだったらなかなかさせてもらえないような経験をたくさんさせてもらうことができました。

「何か問題が起きたらその時は責任を取るから、みほっちはみほっちのやりたいようにやっていいんだよ」

この言葉のおかげで安心して経験から学んだことを元に、自分だったらどうする？とまず自分の頭で考えて答えを出そうという癖がついたこと、そしてそれを実践できる環境を整えてもらったこと。今の私の原点はここでの経験が生かされてると胸を張って言えます。

変わっていくものと変わらないもの

誰にでも忘れられない人やモノ、場所ってきっとあると思います。それは嬉しかったことかもしれないし、悲しかったことかもしれない。私の場合はそれがこのバイト先でした。良い思い出も悪い思い出も全部ひっくるめて大好きな場所でした。
言うなればここは私のアナザースカイ的な場所で、それがなくなってしまうのは文章で書き起こしてみると思った以上に辛いものです。

目に見えるものはなくなってしまったりするけど、出会った仲間たちとは頻繁には会えなくても今でもよく連絡取り合う仲だし、一番長い人とは人生の半分、もう１８年くらいの付き合いになり、年齢もみんなバラバラです。けど何か一つのことに向かって同じ志を持って頑張っていた仲間だったので年齢は今も昔もあまり気にしていません。

私たちも歳を重ねて、結婚をして家庭を築く子も多くなってきてたけど、今までと変わらない付き合いと同時に第二のステージとしてこれからは家族ぐるみでの付き合いが始まればいいなと思うとまた新たな楽しみもできました。

さいごに

いつかの忘年会の写真。画質は悪いけど今でも大事にしている写真の１つ

大好きなみんな
みんなと知り合えて今でもこうして仲良しなことが本当に誇りだし私の自慢です。いつもありがとう！これからもずっとよろしくね。


みなさんにも離れていても変わらず大事にしている人や場所ってありますか？