今までの人生の中で最も衝撃的な美術館がオランダに!
なれるものならマリリン・モンロー!
ちょっと言ってみただけです。こんにちは、みほつー( @Miho2blog )です。
オランダでは結構強烈な印象を受けることが多かったんですが、今回行った美術館が人生で今のところ1番衝撃が大きい場所となりました。
その名はSex Museum
え?ってなりますよね?なにこの露骨な名前?
その名の通りS◯Xにまつわる歴史や道具を展示しているとのことでした。どんな世界なんだろう・・・。ちなみに私はそこまで性に関してものすごい関心があるタイプではないんですが、今回は妙に興味心が動かされたので行って来ました!
入り口で入場料の4ユーロを支払うのですが大きいお札を受け取ってもらえないので細かいお金(5か10ユーロ札か小銭)を用意して行きましょう。
私はたまたま手持ちが50ユーロしかなかったのですが、どう粘っても受け取ってもらえず幸先悪めのスタートでした。
近くにマックがあったので小腹を満たすのも兼ねてポテトを買いましたが、そこでもあからさまに嫌な顔をされて「どうせ両替のためでしょう?」と聞かれる始末。
そうだけどそうと言えないので「純粋にポテトが食べたいんだ!」と説得してようやく購入できたんですが、この時点ですでに疲れ気味。
ヨーロッパでは高額紙幣での支払いは受け付けてくれない場合もあるので両替などで受け取ってしまった時はその時点で崩しておくことをオススメします。
さて、中に入ってみます。
いざ入館!
割と入ってすぐに、モザイクをかけないととてもここに載せれないほど大サービスっぷりの展示品ばかりでした!
このおじさん。ふと歩いている時に「おいっ」みたいな感じで呼び止められて見ていたら、ご覧の通り露出してきました。
中高生の時になぜか私自身頻繁に露出狂に遭遇する機会が多かったんですが、なんかそれを思い出しました。中でも強烈なのが田んぼ道で自転車ですれ違ったおじさんがこういう感じで出してきたので、携帯見てるふりしてやり過ごそうとしたら、「どこ見てんだよー!」と怒鳴りながら追っかけられたという恐怖の体験をしたことがあるんです。
こわっ。
軽いトラウマが蘇ってきちゃった…。
昔から人はエロかった
写真館のような所で撮影されたような写真もたくさん展示してあったのですが、これまたインパクトがありすぎました。何がびっくりしたかって100年以上も前に取られたものだったり、実際行為に及んでない?というような写真がいっぱい!
何を目的にその写真を撮ったのかは分かりませんが、撮られた人がいるってことは撮った人もいるわけで。どういう心境だったんだろう?
とにかくこんな写真しかないんです!周りにいた人たちも「Oh my God!!」って笑ってたり、絶大な破壊力でした。
アジアも負けてはいなかった!
最初のものは、歌川広重の書いたもの。風景画しか見たことがなかったけど、こういう情事も描くんだなと。
1番意外だったのは最後のインドの作品。この他にもいくつか展示してあったんですが、インドって宗教上の理由で性に対して特に厳しいイメージが先行していたので少し驚きました。
禁じられている状況下の心の奥底の本音が文字や造形として性を表現をしたのかな?なんて想像してました。
思わず絶句するゾーン
壮大に激しめの写真のオンパレードでした。照明も薄暗くって狭い部屋にぎっしり並べられた写真たち。私はちょっと苦手というかだいぶぐったりしながらも一応全部目は通しました。
隣にいた一人できていた男の子がものすごい真剣に見入っていたのが印象的でした。
トイレもなんだかすごい
なんというか、もう徹底されてる感じですよね。あっぱれでした。
まとめ
性に対してオープンと言われるオランダ。その反対で日本の性教育というのはどちらかというと遅れていて、そのこと自体が恥ずかしいものという位置づけになっています。
私自身も性に対していわゆる下ネタとかも苦手(どう反応していいか分からない)だし。
でも知識として知っておくべきことを学べる場所がないがために、間違った知識を正しいと思い込んでしまったり、男女間の相違(体のこと、生理現象、避妊についてとか)を知らないで大人になってしまうってとても怖いし、悲しいことだなと思いました。
ここまでオープンになれとはもちろん言わないですが、日本の性教育も男女間でもう少し歩み寄って正しい知識を得ることができるようになればいいなと思いました。
アムステルダム中央駅からも近くてアクセスも良いし、4ユーロにしては見応えがありすぎるので、ぜひ興味がある方は行ってみてはいかがでしょうか?
Sex Musuem
営業時間:09:30~23:30
定休日:なし
入館料:4ユーロ(500円ほど)、16歳以上のみ入館可
住所:Damrak 18 1015LH Amsterdam
公式サイト:Sex Museum in Amsterdam | Amsterdam.info