【日×仏 国際結婚】手続きでフランスにいた時に準備した書類
こんにちは、みほつー ( @Miho2blog )です。
ブログを始めたら書こうってずっと思ってたこと。【結婚について】
うちの夫のマロン氏はフランス人。国際結婚になるわけですが、公式な情報がねあんまりないんです。大使館のHPとか見てもなんのこっちゃっていう話で。
国際結婚の先輩方のブログをひたすら読み漁り情報収集してたわけなんだけど、私も自分がやってきたことをまとめようと思いました。
地域によって違ってくるけど流れはほぼ一緒なので、ぜひ結婚を考えてる人の参考になることを願います。
どちらの国で結婚するか?
フランス、日本のどちらで結婚をしても後に相手の国に報告をすることになるけど手続きが少し変わってきます。私たちの場合は日本での結婚を選びました。
理由は手続きがスムーズ(日本語だし、フランスだと都度アポが必要だったりする)、パスポートの更新の必要があった(在仏日本大使館でも更新は可能)、単純にしばらくフランスに住む予定なので日本に帰りたかったから、あとは観光ビザでの入国だったのでEU圏内に居れるのが180日間でどう考えても手続きが終わると思えなかったから。オーバーして不法滞在になったらジーザスですしね・・。
日本への一時帰国までに準備した書類
大きく分けて2つあります。
提出する先の役所の婚姻届。市役所に直接取りに行くかHPからもダウンロードが可能。最近はご当地婚姻届なるものもあって選ぶのがちょっと楽しかったです。
もう1つは聞きなれない婚姻要件具備証明書。
簡単に言うと
外国籍の婚約者が独身で、その国の法律で結婚しても大丈夫ですよ〜っていう公的なお墨付き文章のことね。
これを入手するのに準備する書類がこちら。
仏人:
- 出生届
- 身分証のコピー
- 大使館指定の質問票2部(フランス大使館HPからダウンロード可)
- パスポートのコピー
日本人:
- 戸籍謄本とその仏訳
- パスポートのコピー
- 大使館指定の質問票1部(仏人と一緒のもの)
ちょっと詳しく書いていきます!
婚姻要件具備証明に必要な書類
仏 1. 日本の出生届みたいなもの。相手の出身の役所で発行してもらう。ただし3カ月以内に発行されたもの。
仏 2. カードタイプの身分証でcarte nationale d'identiteの両面コピー。
他にも身分証明する書類があるようですが今回はこれで。
仏 3. 2017年8月現在、大使館のHP上での情報が確認できない状態です。
フランス語版で見るとダウンロードができるそう(旦那談)
まず上のフランス大使館のサイトにアクセスして
(携帯のスクショなので見づらくて申し訳ないです・・・)
これの2と3の青文字をクリックすると質問票がダウンロードできます。
仏 4. これは顔写真付きのページを見開きでコピーを取る。
日 1. 当時フランスにいた私ですが私の本籍地では代理人による申請も可能だったので、母にお願いして取ってもらいフランスに転送してもらいました。(その方が時間がかからなかったので)
自治体によっては本人のみの受付があるようなので要確認。こちらも3カ月以内に発行されたもの。
日 2. これも顔写真付きのページを見開きで。
日 3. 日本人側に関してはこちらは1部でok。フランス人と同じ質問票の3をダウンロードして記入します。
これらを全て揃えて
に郵送します。ちなみに結婚関係の担当は領事部です。
重要書類なので追跡調査をつけることを強くオススメします!
日本とは郵便事情が違うので届いて当たり前っていう常識は通用しません。
私たちの場合は発送してから2週間ちょっとで大使館に到着したと連絡が来ました。これはおそらく夫が自身の来日の予定が少し先になること、他にも質問があったみたいでメールをしていた為に連絡がもらえたのだと思います。
ちなみに日本に住んでいて日本から発送すると2週間くらい、海外に居住している場合には最短でも1ヶ月半はかかるとのことでした。
そしてこの婚姻要件具備証明書のとても厄介なポイントが・・・
【結婚する仏人本人がフランス大使館に出向いて受け取りに行かなければならない】
そう、ヨメになる予定の私ではダメでフランス人本人でないといけない・・・。
いやいやいや!!!
飛行機乗って日本に来いってこと?!超お金がかかるじゃん!! WTF....
そうなんです。最初のリサーチの段階ではその事実なんて露知らず。仕方ない、悲しいけど所詮ペーパーワーク!と言い聞かせて全部私1人でやろうと思ってたんです。
婚姻届も市役所に1人で出しに行くイメトレまでしてたけど、ここも仏人本人が出向かなければならないとの事。
国際結婚はお金がかかるっていうのを度々聞いたことがあったけど、こういうことか〜と身を持って痛感しました。
Tips
戸籍謄本は取り寄せるまでに日にちがかかるので余裕を持って3部ほど取り寄せると良いです。機関によっては原本でないといけない場合があります。
あと相手のパスポートや身分証のコピーも多めに、可能だったら書類をスキャンしてUSBにデータとして落としておくことをオススメします。
いつでも対応できるように伏線を張って準備しておくと心にも少し余裕が持てました。
次回は日本への一時帰国してからの手続き編を!