海外で作れる外国人ウケのいい日本食とホームパーティーでの留意点
こんにちは、みほつー ( @Miho2blog )です。
ここフランスでも盛り上がっていたワールドカップもフランスが悲願の20年振りの優勝ということで、それはそれはすごいお祝いっぷりでした。
わたしの住んでいる郊外の小さな都市でもびっくりするほど賑やかだったので、実際にパリとかに居たら想像以上だったんだろうなと思います。
田舎に住んでて良かった〜笑
そんな決勝戦の日に私たち夫婦主催のホームパーティーをしたのです。その時の様子や思ったことがあったので書き記していこうと思います。
リレー式のパーティー
いつの頃からか月一くらいのペースで7人くらいの友達とパーティーをするのが恒例になってきていました。
その内容は仲間内の誰かが幹事となって料理やドリンク、場所などを全部オーガナイズするというもの。
メンバーはフランス人、カメルーン人、アルジェリア人そして日本人の私と結構インターナショナルな感じで開催しています。海外にいてよく思うことが単一国家な日本と違って色々な国籍の人が一緒に生活しているなということ。
特に食事に関しては国によって宗教上の理由で食べられないものなどもあるので、予め把握しておくことが大事です。余裕があればみんなの好みを聞いて取り入れたりするのも良いですね。
過去のパーティーたち
1回目
友達は全く料理をしない子なので、ケータリングを使って超本格的な美味しいパエリアをみんなで食べました。本場スペインで食べたのを思い出して懐かしかったです。
2回目
先週の友人宅でのごはん。料理だけでなくおうちのインテリアもセンス抜群でいろいろと勉強になる。
— みほつー@フランスでものを書く人 (@Miho2blog) May 26, 2018
料理のおもてなしも日本とはやり方が違うから出かけるたびに新しい収穫があって楽しい!こっちでは料理もそうだけどそれ以上におしゃべりが重要。静かになる瞬間が存在しないくらいノンストップ🤣 pic.twitter.com/8MeeOpXUEo
カスレと言う南仏の郷土料理でお豆や白いんげんやソーセージなんかのお肉をじっくりと煮込んだ料理をメインに振舞ってもらいました。
2回とも料理もお酒も美味しいしでフランス語の会話についていくのは大変だったけど純粋にひたすら楽しんでいました。そこで「次は日本料理食べたいね〜!」という話になって私たちの番になりました。
日本食=寿司だけじゃないよ?
やっぱり日本食といえばお寿司って思う人が多いと思ったので今回はあえてその期待を裏切る作戦にしました。後は日本食といってもいわゆるコテコテの和食というのじゃなく、家庭や居酒屋でよく食べられているような、でもフランスにある日本食レストランにはないようなものを中心にメニューを考えてみることにしました。
* 夏ということもあって食材が傷むのが心配だったのもあります、特に魚系。
メニューはこちら
今回はサッカーの試合の後だったので勝敗に関わらず議論が大好きなフランス人は飲みながらたくさん話したいだろうなと想定して、ちょこちょこつまんでもらえるようなものを多めに用意してみました。
海外でも人気のマリオ。簡単だけどウケは抜群でした!ソースはヨーグルトとマヨネーズベースににんにくをちょっと入れてみました。
これ全然日本食とは関係ないんだけど個人的に食べたくなって作ってみました。ネットで見かけて大絶賛されていたけど私にはそこまで…って感じでした。
割と得意な料理の一つだったハズなんですが、久々に作ったら腕が鈍ってて上手く巻けなかったのでこれを機にもっと作ろうと思いました。
生春巻きもアジア系の料理ということでやや強引に。つけダレをゴマだれとポン酢で気持ち和風をイメージしてみました。
ポテサラは私が居酒屋に行くたびに必ず頼むメニューでよく食べられている大衆的な食べ物かなということで。
後は写真がないのですが母が日本から送ってくれた柿ピー(普通の、わさび、梅味の3種)。
これらを減り具合を見つつ順番に出していきました。
肝心のメイン、今回はカレーにしました。
え?カレー?って思われるかもしれないんですが、日本で独自の進化を遂げて家庭ごとに違う味を持つこの料理。純和食とは呼び難いけど日本の家庭料理の1つかな?と思ってこれを選びました。
イスラム教の友人がいたので今回は手羽元(ハラルミート)で作りました。聞き馴染みのないハラルミートですが、これは加工や調理を一定の決められた作法の元で処理された肉のことを言います。
そしてデザートは抹茶アイス。たまに無性に恋しくなる味で家で抹茶をたてて飲むこともあるので、そのお抹茶で作りました。
後半戦は酔いと想像以上のバタバタで写真取るヒマがまるでなかったので写真はありません…。
さいごに
料理を全部出し終わるまではみんなの反応が気になってしょうがなかったのですが喜んでもらえたようでした。
特にだし巻き卵、ポテサラ、カレーがお代わりしたい!って言ってくれる人がいて好評でした。
料理の説明が上手にできる気がしなかったので、夫に事前に全ての料理とその説明を説明して頭に叩き込んでもらって代わりに説明してもらいました。10人分の料理の仕込みは思ったより大変だったけど楽しめたし、学生時代にバイトで仕込み要員として一人で黙々と作業していたことを思い出して少し懐かしい気持ちになりました。
夫にはドリンク全般担当してもらったので次回はドリンクやその他諸々について書いていきたいと思います。