【日×仏 国際結婚】入籍後に始まった怒涛の手続き
こんにちは、みほつー (@Miho2blog )です。
第4弾目となる【日×仏 国際結婚】の続投です。
引き続き読んでいただいてる皆さま、本当にありがとうございます!
前回は入籍を愛媛県でしたお話でしたが、詳しくはコチラからご覧ください。
東京に帰って来てからやったこと
- 外務省へ
- 外務省→フランス大使館へ
- パスポートの更新
- 国際運転免許証を発行
外務省へ
二泊三日の弾丸入籍旅行を終えた私たちは東京に帰って来て(しかもまたも朝一の便)、その足で外務省に向かいました。
次に必要な手続きが、記載事項証明書(婚姻届が正式に受理されましたっていう公文書)にアポスティーユをつけてもらう申請です。
日本人同士の場合はほぼ発行してもらえないそうです。特別な理由、例えば私のように、相手の人が外国人で戸籍がない場合には取得可。
ちなみにアポスティーユというのは
アポスティーユ (Apostille) とは、「外国公文書の認証を不要とする条約」(ハーグ条約)が定めているもので、駐日領事による認証に代わり公文書に外務省、公証人役場等が実施する付箋による証明のこと。
公印確認と異なり、公文書に直接押印せず付箋を付与する。これにより駐日領事による認証がなくとも、駐日領事の認証があるものと同等のものとして、提出先国で使用することが可能となる。対象はハーグ条約(認証不要条約)加盟国であるが、加盟国であってもその用途によって、駐日領事の認証を必要とする公印確認を要求する機関もある。
引用:Wikipedia
まぁ平たく言うと、コピーしただけのような記載事項証明書に、別紙の英訳に押印してもらったのを添付。そしてこれは日本国から発行した正式な文章ですよ〜ってなるんだよ。
窓口での受け取りだったので、翌日渡し可能とのこと。週末を挟んでいたので週明けにピックアップに行きました。
こちらは申請料無料。海外からの申請は不達の恐れがあるから受け付けていないそうなので、必要な方は日本で代理人を立てて申請になりますね。
こんな感じです。
外務省からフランス大使館へ
上の記載事項証明書を持ってフランス大使館へ。電車で10分くらいなので近いもんです。
ここでは結婚した事実を大使館経由でフランスに報告してもらい、Livret de famille(家族手帳)というものを作成してもらうことで両国で夫婦と認められるようになる手続きをします。
他に必要な書類はDECLARATION DE MARIAGE(仏大使館にリンク飛びます)という用紙。
記入はフランス語になりますが、下の例の番号の通りに書いていけばそんなに難しくなく自力で頑張れます。
この際も予約は不要でセキュリティーチェックを通過し、受付で要件を伝え、呼ばれるまで待合室で待ちます。
またもフランス語オンパレードなので、彼、マロン氏に丸投げでございました。
さてこの手続きが通常で1ヶ月半かかるそうで、この日は5月1日。(しかもGWの中日)。私のフライトが6月21日。
あれ???私間に合うのかね???
この辺りから内心穏やかではない日が続いていきます。
パスポートの更新
最寄りの有楽町のパスポートセンターにて発行しました。右が以前のもので左が新しい10年用パスポート。カバーかけて使ってたので思ったより状態が良好。
パスポートの発行には戸籍謄本がいるので、結婚後の新戸籍の出来上がりを待って行きました。入籍から1週間ちょっとで反映されていました。
受け取って初めて知ったのですが結婚したからといって、相手の人はあくまでも外国籍のままなので日本の戸籍に入ることはできません。よって妻の私が筆頭で夫はそこに外国人の配偶者として記載されるのです。
手続き自体は申請から発行まで申請日を含めて6日(土日祝除く)かかります。
ただ私の場合は夫の名字をカッコ書きでパスポートに記載をしたかったので、夫のIDコピーと、結婚に関する自分が持っていたあらゆる書類を見せて作成してもらいました。
わずかな差ではあるけど、オレンジ色で消しているところが夫の名字になります。
これがあることによって、夫婦としての関係性を公的に証明しやすくなります。
現にフランスに帰るときに、渡仏の目的を聞かれて、
最近結婚して手続きが終わったからフランスに帰って来たの〜。真ん中ら辺にビザもあるよ!
と入国審査の時に話してスムーズに通れたし、おめでとう!お幸せに!とまで言ってもらえました!
夫婦である公的証明書の提出ができないとできない手続きで、通常は受け付けていないのでお気をつけを。
国際運転免許証の申請
こちらも自宅から行ける最寄りの新宿運転免許更新センターにて。
時間にして15分くらいですんなりと終わりました。開庁時間ギリギリだったけど。
本来はパスポートも併せて提出なのですが、同時進行で婚姻手続きをしていて手元になかったので、あらかじめ取っておいた新しくできたパスポートのコピーと渡仏の飛行機の日程表の提示で大丈夫でした。(事前に確認の電話を済ませてから行きました)
これと日本の運転免許証を2つ併せて初めて国際運転免許証としての効力を発揮します。
ちなみにどうあがいても1年間しか有効期限がないので、余裕を持ちつつも出国のちょっと前に申請することをオススメします。不備がない限り当日発行が可能です。
これらの手続きが終わった時点で、日付はすでに6月13日・・・。
まだLivret de famille(家族手帳)とビザを手に入れていないのでフランスへは嫁としていけません。
果たして間に合うのか?!
次回に続きます。